写真で高品質なプルーフ(鏡面仕上)硬貨を見分る方法

雑学(history)【カテゴリ】
翻訳

金貨の画像が黒い理由

金貨の画像を見ていると、不思議に感じるかもしれません。色が黒い金貨があるからです。

下の金貨は、いずれも金(きん)で作られています。しかし、金色の輝きがない部分があります。正確には、黒にしか見えない部分があります。これは、一体何でしょうか。

カナダ エリザベス2世 5ドル金貨 カナダ5ドル発行90年記念
【プルーフ・完全未使用品】

【コインNo】 8136
【発行国】カナダ
【額面】5ドル
【発行年】2002年
【材質】金
【直径】21mm
【グレード】PF FDC
【価格】66,000円(税込)

カナダ エリザベス2世  5ドル金貨 このコインを購入する

エジプト ツタンカーメン 100ポンド金貨【プルーフ・完全未使用品】
保証書・ケース付き

【コインNo】 8142
【発行国】エジプト
【額面】100ポンド
【発行年】1986年
【材質】金
【直径】32mm
【グレード】PF FDC

売り切れ

スイス スタンス射撃祭記念 500フラン金貨(発行枚数:275枚)
【プルーフ・完全未使用品】

【コインNo】 7329
【発行国】スイス
【額面】500フラン
【発行年】2018年
【材質】金
【直径】33mm
【グレード】PF FDC

売り切れ

バチカン ローマ教皇パウロ6世 ゴールドメダル【未使用品】

【コインNo】 7940
【額面】金メダル
【発行年】1966年
【材質】金
【直径】23mm
【グレード】UNC
【価格】41,800円(税込)

このコインを購入する

スイス バチカンのスイス衛兵500年記念 50フラン金貨【プルーフ・完全未使用品】

【コインNo】 8120
【発行国】スイス
【額面】50フラン
【発行年】2006年
【材質】金
【直径】25mm
【グレード】PF FDC
【価格】82,500円(税込)

スイス 50フラン金貨 バチカンのスイス衛兵500年記念 このコインを購入する

フィンランド ジャン・シベリウス(音楽家・ヴァイオリニスト)
1000マラッカ金貨【プルーフ・完全未使用品】

【コインNo】8116
【額面】1000マラッカ
【製造年】1999年
【材質】金
【直径】22mm
【グレード】PF FDC
【価格】64,900円(税込)

このコインを購入する

スペイン 40000ペセタ金貨【プルーフ・完全未使用】
スペイン国王カルロス1世(神聖ローマ帝国皇帝カール5世)生誕500年

【コインNo】 8119
【発行国】スペイン
【額面】40000ペセタ
【発行年】2000年
【材質】金
【直径】40mm
【グレード】PF FDC

売り切れ

黒は輝きの証拠

この黒色ですが、金貨が鏡のように輝いていることの証拠です。

ウェブサイトに金貨の画像を掲載するために、写真を撮ります。カメラで撮影したり、スキャナーを使ったり、写真を撮る方法はいくつかあります。

そのいずれの場合でも、活躍するのが「フラッシュ」です。フラッシュを使うことで、より鮮明な写真を撮ることができます。

金貨が黒くなってしまうのは、このフラッシュが原因です。

画像が黒く写ってしまう金貨は、プルーフと呼ばれます。日本語で「鏡面仕上げ」です。この漢字の通り、あたかも鏡のように金をピカピカに仕上げています。

その金に刻印して金貨を作ります。

そのような金貨に向かって、真正面からフラッシュを使います。すると、ストロボから出た光は、金貨の表面で完璧に反射して、カメラのレンズに飛び込んできます。

あまりに完璧に光を反射してしまうので、カメラやスキャナーの画像が黒くなってしまいます。

黒くない部分は、光が乱反射している

では、光を完璧に反射している部分が黒いなら、その他の金色に見える部分はどうなんでしょう?この部分は、鏡のようにはなっておらず、デコボコとしています。

よって、光が乱反射して、私たちがイメージするような一般的な金色を楽しめます。

傷がつくと、黒でなくなる

なお、プルーフの金貨であっても、鏡面の部分に傷がつくと、鏡のような完璧な状態でなくなります。すなわち、フラッシュを使って画像を撮ると、色は黒くなりません。金色になります。

よって、現物を見なくても、写真の黒さを見れば、どれほどプルーフの状態が維持されているか予想できます。

アンティークコインの場合、発行から概ね100年以上が経過しています。よって、大切に保管されてきたとしても、細かい傷がついてしまうのは止むを得ません。

この場合、モダンコインと比べれば、その輝きは少し劣ることになります。

モダンコインはケースから出さずに保管したい

現代の記念金貨は、金の純度が100%近くのことが少なくありません。また、製造方法も極めて優れています。すなわち、ピカピカです。

写真を撮ると、上で紹介したコインのように、鏡面仕上げの部分が真っ黒になります。

保存の利便性を考えて、このようなコインはプラスチックケースに保管されています。このケースを破壊して中の金貨を取り出すと、細かい傷がついてしまいます。その分だけ輝きが失われてしまいます。

金貨を直接手に取ってみたいという気持ちを抑えて、ケースに入れたままで大切に保管しましょう。

雑学(history)【カテゴリ】

ページトップへ戻る