ナポレオン金貨が人気の理由

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ナポレオン金貨の人気度

世の中には、数えきれない種類のアンティークコインがあります。筆者は、その中でも、ナポレオン金貨の人気が高いという印象を持っています。

なぜ、ナポレオン金貨の人気が高いと感じるか?です。それは、株式会社ダルマの販売リストにときどき出てくるのですが、簡単に売れてしまうからです。

下のコインが、ナポレオン金貨です。このコインも、公開してすぐに売れてしまいました。

【コインNo】 8009
【発行国】フランス
【額面】20フラン
【発行年】1812年
【素材】金
【直径】21mm
【グレード】VF+

売り切れ

ダルマでは、公式サイトで一般販売を始める前に、会員向けに2週間だけ早く販売を開始します。さらに、会員になると、一般販売よりも概ね10%安く買えます。すなわち、会員は有利な立場です。

ナポレオン金貨が会員販売されると、簡単に売れてしまうようです(筆者の印象です)。というわけで、ダルマでコインを買うならば、会員になった方がお得です。

ちなみに、ナポレオンに関する銀貨や銅貨ならば、数多く販売されています。別記事「ナポレオン・ボナパルト(ナポレオン1世)とアンティークコイン」にて、ナポレオンの歴史を振り返りながらコインを紹介しています。

ここでは、ナポレオン金貨の種類や、人気の理由を考察します。

ナポレオン金貨とは

ここで、ナポレオン金貨とは何か?を確認しましょう。いうまでもなく、「ナポレオンが発行した金貨」です。ナポレオン金貨という場合、狭義には「ナポレオン3世」が発行した金貨を指します。大量に発行して、市場に数多く残っているためです。

ただし、ナポレオン1世の金貨を指す場合もあります。そして、日本ではナポレオン1世(ナポレオン・ボナパルト)の知名度が圧倒的です。

そこで、この記事では、ナポレオン1世の金貨について考察します。

そして、販売されるとすぐ売れてしまうという印象なのは、ナポレオン1世の金貨です。

ナポレオン金貨の種類

詳細に見ると、ナポレオン金貨は分類することができます。そこで、どんな種類があるのか確認しましょう。

額面

額面は、20フランと40フランです。

デザイン

デザインは、すべての金貨で同一だったわけではありません。少しずつ異なるコインが発行されています。

  • 頭に何もかぶっていないもの
  • 月桂樹のリースをかぶったもの
  • コインの周囲に書いてある文字の違い

造幣所

同じ額面・同じグレード・発行年も同じナポレオン金貨でも、コインによって価格に大きな差があります。

その理由は、造幣所です。どの造幣所で作られた金貨なのかによって、価値が大きく変わってきます。もちろん、残存数が少ない造幣所ほど、価値が高くなります。

以下、年代ごとにナポレオン金貨の特徴を確認しましょう。

1801年~1804年(第一執政時代)

ナポレオンは、政権を取った当初から皇帝になったのではありません。最初は、総統政府という政府の第一人者(第一執政)という地位でした。とはいえ、事実上の独裁でした。

下の金貨を見ますと、頭には何もかぶっていません。コインの周囲にある文字は、”BONAPARTE PREMIER CONSUL”(ボナパルト 第一執政)と”REPUBLIQUE FRANCAISE”(フランス共和国)です。

1804年~1807年(帝政:リースなし)

1804年、ナポレオンは皇帝になりました。帝政時代の始まりです。コインを見ますと、頭には何もかぶっていません。

コインの周囲には、”NAPOLEON EMPEREUR”(皇帝ナポレオン)と”REPUBLIQUE FRANCAISE”(フランス共和国)の刻印があります。以前と比べて、文字が変わりました。

なお、顔の形や髪型も、微妙に変わっています。

1807年~1808年(リースあり)

1807年途中のコインから、月桂樹のリースを被った肖像になっています。

コインの周囲には、”NAPOLEON EMPEREUR”(皇帝ナポレオン)と”REPUBLIQUE FRANCAISE”(フランス共和国)の刻印があります。

1809年~1814年(リースあり)

リースを被った肖像のデザインに、変化はありません。コインの周囲には、”NAPOLEON EMPEREUR”(皇帝ナポレオン)と”EMPIRE FRANCAIS”(フランス帝国)の刻印があります。

刻印の文字が変わったことが分かります。

1815年(百日天下)

1814年に戦いに敗れたナポレオンは、皇帝を退位させられ、フランス沖のエルバ島に追放されました。その後、ナポレオンは1815年に島から脱出し、再び皇帝となりました。

しかし、ワーテルローの戦いで敗れてしまい、再び島流しになりました。この間の日数は、わずか百日ほどです。

百日では、新規にコインをデザインする余裕はありません。下と上のコインを比べると、デザインとほぼ同じであることが分かります。

人気の理由

では、順不同で、人気の理由を考察してみましょう。

:格好いい

この理由は外せないでしょう。ナポレオン1世と言えば、下の絵です。明らかに格好いいです。

こんな格好いい人が発行した金貨だったら、自分も欲しいと思う人が多いことでしょう。

ナポレオン1世の絵画(ブリガムヤング大学)

ナポレオン1世(引用:BYU Dijital Collections

:金貨である

金貨であるという点も、見逃せないです。当サイトでは、ナポレオン1世の銀貨や銅貨を数多く紹介しています。そして、購入可能です。

すなわち、「販売開始後すぐに、誰かが買う」状態ではないということです。

ナポレオン金貨とこれらのコインの大きな違いは、素材の違いです。金と銀では、やはり違うということでしょう。筆者も、金・銀・銅から選んで良いという場合、金貨を選ぶと思います。

:比較的手に入れやすい

歴史上の英雄という場合、ナポレオンだけではありません。アンティークコインが作られるようになってから、2,500年以上が経過しています。

その間、良く知られた歴史上の人物がコインを発行してきました。

例えば、古代マケドニア王国のアレクサンダー大王。あるいは、豊臣秀吉。その他にも、大勢います。

では、彼らが発行したコインを買うチャンスは、どれくらいあるでしょうか。とても少ないでしょう。豊臣秀吉の天正大判金に至っては、そもそも買うチャンスは人生で一度もないかもしれません。

要するに、レアです。

それに比べると、ナポレオン金貨は、「いつでも買えるわけではないけれど、買えるチャンスがある」という状態です。すなわち、コレクションアイテムとして適切なレアさだと言えます。

なお、発行年ごとに1枚ずつ収集してコンプリートを目指す、ということも可能です。

ナポレオン金貨が発行されたのは1802年から1815年までです。1年ごとに1枚という計算なら、14枚で完成です。

難しいけれど達成可能な難易度という状態も、人気の理由かもしれません。

:比較的お手頃な価格

価格も、重要な要素です。ナポレオン金貨の場合、破格の値段というわけではありません。グレードによっては、10万円以内で買えます(最高品質のコインが欲しい!となれば、もちろん高額になります)。

アンティークコインは高額なものが少なくないですが、この価格なら買えるという場合は少なくないと思います。

ナポレオン金貨が欲しいなら

上の4つの理由のほかにも、コレクター独自の理由があるでしょう。ナポレオン戦争時代のフランスに関心がある、フランスコインのデザインが好きだ、といった理由です。

様々な理由で、ナポレオン金貨には人気があります。

すなわち、偽造品も出回りやすい環境といえるかもしれません。誰でも売買できるインターネット販売サイトで、ナポレオン金貨の販売について口コミを調べますと、「ID***は詐欺だから気を付けて」といったコメントを探すのは簡単です。

偽物に高いお金を支払うのは、何としても避けたいです。

(株)ダルマ会員なら安心

よって、ナポレオン金貨を買いたい場合は、ダルマで会員になってコインが売られるのを待つ、という選択肢があります。

ダルマの会員になるには、下のURLをクリックします。年額12,000円で、年度途中から加入する場合は月割計算ですので、無駄がありません。

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