モンバサの1ルピー銀貨(1888年のみ発行:完全未使用品)

製品案内【その他(イギリス支配下)】
翻訳

イギリス支配下で発行されたモンバサのコイン

モンバサのイメージ

モンバサは、1888年から1890年にかけて銀貨や青銅貨を発行しました。当時、イギリスの支配下にありましたので、コインのデザインにもその旨が記載されています。

下のコインは、1888年のみ発行されました。プルーフの完全未使用ですから、大変な貴重品です。

モンバサ 1ルピー銀貨 【完全未使用品】

【コインNo】 8771
【発行国】モンバサ
【額面】1ルピー
【製造年】1888年
【直径】30mm
【素材】銀
【グレード】Toned PF FDC
【NGC】1702747-013/65
【カタログ】KM5
【価格】290,000円(税込)

このコインを購入する

コインのデザインを見る前に、モンバサの概要をざっくりと確認しましょう。

モンバサ:アフリカ東部の商業センター

モンバサとは、現在のケニアにある島です。最初に、場所を確認しましょう。下は、アフリカ南部です。アフリカ東部(右側)に印をつけていますが、これがモンバサの位置です。

モンバサ島の地図

下は、拡大した地図です。モンバサ島は5km×3kmほどの小さな島ですが、商業の中心地として栄えてきました。現在も、ケニア最大の港湾都市として栄えています。

では、このモンバサはいつから栄えていたか?ですが、大航海時代(15世紀~16世紀ごろ)ヴァスコ・ダ・ガマがアフリカ南端(喜望峰)を越えてインドに到達した航海の途中で、モンバサに寄港したことが知られています。

下の地図の赤矢印部分です。”Mombasa”(モンバサ)の文字があります。この時にはすでに、大変栄えていたことが分かります。

(引用元:wikipedia

1887年、支配者であったザンジバル(今のタンザニア)のスルタン(王)は、モンバサの統治権を放棄してイギリス支配下になりました。

実際にはイギリス東アフリカ会社が統治しましたので、発行されたコインにも、会社名(IMPERIAL BRITISH EAST AFRICA COMPANY)が記載されています。

1ルピー銀貨のデザイン

では、モンバサで発行されたコイン(1ルピー銀貨)を概観しましょう。表には、王冠を被った太陽が描かれています。

1ルピー銀貨のデザイ(表面)

そして裏には、天秤が描かれています。これは、ザンジバルで発行されたコインのデザインを踏襲したものです。周囲に、イギリス東アフリカ会社の名前が書かれています。

1ルピー銀貨のデザイ(裏面)

また、天秤の間にあるアラビア文字は「正義」を意味します。

ちなみに、コインの最下部に年号「1888」がありますが、そのすぐ上に「H」の文字があります。これは、コインが作られた造幣所所在地(バーミンガム:Birmingham)を示します。

バーミンガムは、イギリス中部の都市です。すなわち、この銀貨はイギリスで作られ、モンバサまで輸送されてきたことを示しています。

イギリスは、植民地での貨幣製造を原則として認めず、イギリス本国で製造して各植民地に輸送する方法を採用していました。

ページトップへ戻る