20ケツァル金貨【グアテマラ】

製品案内【その他(グアテマラ)】
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グアテマラの国鳥(ケツァール)を通貨単位として採用

グアテマラ

グアテマラの通貨単位は、ケツァル(Quetzal)です。この名称ですが、グアテマラの国鳥ケツァール(quetzal)に由来しています。

グアテマラ 20ケッツァル金貨【発行枚数:49,000枚】

色鮮やかで美しい鳥です。グアテマラは中米にあり、ケツァールはこの地域を生息域としています。

グアテマラの国鳥ケツァール

(引用:Wikipedia

グアテマラの地図

なお、名前を見ていただきますと分かりますが、通貨のケツァル(Quetzal)と国鳥のケツァール(quetzal)では英語表記が同じです。しかし、日本語表記では少し異なります。これは、慣用的に表記が異なるだけです。

ちなみに、日本の国鳥はキジです。グアテマラと同じように国鳥の名前を通貨に採用していたら、「100キジ、1万キジ」といった感じになります。

では、20ケツァル金貨のデザインを確認しましょう。

コインのデザイン

コインの表の中心に描かれているのは、グアテマラの国章です。国章に描かれている鳥は、もちろんケツァールです。

20ケッツァル金貨デザイン(表面)

背後には、銃剣とサーベルが交差した絵が描かれ、周囲には月桂樹のリースが配されています。

真ん中にある紙は、独立宣言書です。LIBERTAD 15 DE SEPTIEMBRE DE 1821(1821年9月15日 自由)という趣旨です。

周囲の文字は、「グアテマラ共和国 1926年」です。

コインの裏面

裏にもケツァールが描かれています。グアテマラにとって特別な鳥だということが良く分かります。

20ケッツァル金貨デザイン(裏面)

ケツァールは柱の上にいるのですが、その柱に文字が刻まれています。「30 DE JUNIO DE 1871」です。1871年6月30日という意味ですが、これは国民の祝日(軍隊の日)です。

当時の大統領ビセンテ・セルナ・イ・セルナ(在位:1865年~1871年)に対して自由主義的な革命が起きたことを記念しています。

また、周囲にある文字は「LEY DE 26 DE NOVIEMBRE DE 1924」です。日本語にすると「1924年11月24日の法」になります。

この法律により、新しい通貨制度が定められました。具体的には、金本位制の採用、新通貨単位の採用(100センターボ=1ケツァル)、米ドルとのペッグ制などです。

そして、1925年から1926年にかけて、以下の貨幣が発行されました。

【1925年】

  • 銅貨(1センターボ)
  • 銀貨(1、1/2、1/4ケツァル 5、10センターボ)

【1926年】

  • 金貨(5、10、20ケツァル)

今回ご案内している金貨は、この時に製造されたものです(発行枚数:49,000枚)。

各種資料を見ますと、20世紀のグアテマラでは、金貨は1926年の3種類のみが発行されたことが分かります。そういう意味でも、貴重な金貨です。

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