エジプト5ポンド金貨-チャリオットに乗るラムセス2世(未使用品)

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ラムセス2世の金貨

下の金貨は、1952年の革命から3周年が経過したのを記念して発行された金貨です。この革命でエジプトの王政は倒れ、共和制となりました。

5ポンド金貨

エジプト チャリオットに乗るラムセス2世【プルーフライク・未使用品】

【コインNo】 7584
【製造元】エジプト
【額面】5ポンド
【製造年】1955年
【直径】37mm
【重量】42.5g
【素材】金
【品位】0.875(87.5%)
【グレード】PL UNC

売り切れ

金貨のデザイン 

表側

表のデザインは、ラムセス2世が戦車(チャリオット)に乗って弓を引いている姿です。

チャリオットに乗って弓を引くラムセス2世【表面】

ラムセス2世は、紀元前1,300年から紀元前1,200年頃のファラオ(王様)です。ラムセス2世のミイラが、エジプト考古学博物館で保管されています。

馬の前足と後ろ足が4本ずつに見えますが、これは馬が2頭いる姿を表現しています。古代エジプトでは、人物等の遠近感を出すために、絵を重ねる技法が使われました。

赤の数字1と2の部分の意味は、以下の通りです。

  • エジプト

古代エジプトの象形文字「ヒエログリフ」を使って、エジプトと書いてあります。

  • 革命の日付

アラビア文字と、アラビア語の数字(ヒンディー数字)を使って、「革命 1952年7月23日」と書かれています。

チャリオット

ここで、チャリオットについて確認しましょう。当時、エジプトに加えて、中東地域の巨大勢力にヒッタイトがありました。ヒッタイトとエジプトのチャリオットを比較すると、以下の違いがありました。

ヒッタイトのチャリオット
  • 重厚
  • 大きい

ヒッタイトのチャリオットは、その大きな車体を生かして、敵の歩兵部隊を蹴散らす機能重視です。中東のような、広大な乾いた平地が続く土地柄で有効でした。

エジプトのチャリオット
  • 軽量
  • 小さい

一方、エジプトのチャリオットは、エジプトを南北に流れる大河(ナイル川)や、その周辺の湿地、起伏に富んだ地形に対応する必要があります。その結果、軽量化され、その役割は歩兵の防護が重視されていたようです。

紀元前1,000年以上前の戦争というと、チャリオットの印象が強いです。とはいえ、やはり主力は歩兵です。

チャリオットは、1台につき馬が2頭~4頭必要です。また、戦車本体部分を製造し、いつでも使える状態にメンテナンスしなければなりません。

さらに、上の金貨は一人で操縦していますが、2頭の馬を操りながら、敵の攻撃をかわし、さらに弓を放つのは容易でありません。

そこで、大型のチャリオットでは、馬を操る人も必要になります。盾で防御する人を加えると、3人になります。チャリオット1台を保有することは、大きな経済的負担を意味しました。

このような、当時の戦争の花形であり維持費用もかかるチャリオットは、ファラオの強さを示すのに格好の題材です。エジプトに残された壁画にも、チャリオットがあります。

裏側

コインの反対側のデザインの意味は、以下の通りです。

  • Republic of Misr(エジプト共和国)
  • Five Pounds(5ポンド)
  • 金貨が発行された年号
チャリオットに乗って弓を引くラムセス2世【裏面】

左側に「1900」と見えますが、これは「1955年」を意味します。エジプトで使われているアラビア語の数字(ヒンディー数字)で表示しています。

その横にも4つの文字が並んでいます。こちらは、西暦1955年をアラビア歴で書いています。アラビア歴1374年です。

  • ホルス神

ホルス神とは、古代エジプトで信仰された、ハヤブサの姿をした神様です。その翼を広げた様子が描かれています。

  • 太陽

古代エジプトで神々の頂点にあったのが、太陽神ラーです。大きな丸で表現されています。

1/2ポンド金貨

ラムセス2世の金貨は、5ポンド以外にも発行されています。下は、1/2ポンド金貨です。よく見ると、わずかにデザインが異なることが分かります。

エジプト チャリオットに乗るラムセス2世【未使用品】

【コインNo】 8276
【製造元】エジプト
【額面】1/2ポンド
【製造年】1958年
【直径】20mm
【重量】4.25g
【素材】金
【品位】0.875(87.5%)
【グレード】UNC
【NGC】2040294-003/65
【カタログ】Fr118 KM391
【価格】49,500円(税込)

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