極楽鳥の銀貨(ドイツ領ニューギニア)-1894年のみ発行

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ドイツ領ニューギニア発行の銀貨

下は、ドイツがニューギニア地方を植民地支配していた当時に発行された銀貨です。この記事では、5マルクと2マルクの銀貨をご案内します。

5マルク、2マルクとも、発行年は1894年のみです。

極楽鳥 5マルク銀貨【極美品】

【コインNo】7712
【発行枚数】19,000枚
【額面】5マルク
【発行年】1894年
【素材】銀
【直径】38mm
【グレード】EF
【価格】290,000円(税込)

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極楽鳥 2マルク銀貨

【コインNo】6709
【発行枚数】13,000枚
【額面】2マルク
【発行年】1894年
【素材】銀
【直径】28mm
【グレード】Tone EF
【価格】125,000円(税込)

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金貨や銀貨に描かれる絵は、統治者の肖像になることが一般的でしょう。当時のドイツならば、ヴィルヘルム2世(在位:1888年~1918年)です。

しかし、この銀貨には、ニューギニアやその周辺で見られる極楽鳥(フウチョウ)が描かれており、独特のデザインです。

極楽鳥の姿

極楽鳥の図

極楽鳥の種類は40以上あり、どれも鮮やかな色彩を持っています。この極楽鳥は写真でなく絵ですが、極楽鳥の特徴が良く表現されています(Rick-Lilley氏による制作)。

なお、美しい羽をもっているのは雄で、雌は地味な色合いになっています。

(引用:Deviant Art

植民地支配当時の位置

次に、ドイツ領ニューギニアの位置を確認しましょう。下の地図の通りです。現在のパプアニューギニアの北半分くらい、というイメージです。

人口は文献によって開きがあるものの、概ね25万人~50万人弱でした。

ドイツ領ニューギニアの地図

ドイツの植民地政策と貨幣発行枚数

さて、欧州列強と同様に植民地を求めていたドイツは、ドイツ領ニューギニアを確保しました。そして、植民地化したニューギニアの行政と開発を、ドイツニューギニア会社(Neu-Guinea Compagnie)に委託します。

よって、冒頭で発行された銀貨は、ドイツニューギニア会社の意向もあって発行されたことになります。

下のコイン画像を見ますと、上の縁に沿って「NEU-GUINEA COMPAGNIE」(ニューギニー会社)と名前が入っています。国の名前でなく会社名が入っている理由は、ここにあります。

極楽鳥銀化のデザイン

なお、コインの一番下に、アルファベットでAと書いてあります。これは造幣局の場所を意味します。Aはベルリンです。

ドイツ領ニューギニアは、人口規模が数十万人ですし、経営資源は貨幣でなく別の部分に使いたいという意図だったかもしれません。

なお、通貨の発行枚数を見ると、統治はうまく行っていなかったのでは?と予想できます。人口が数十万人に対して、発行枚数が少ないからです。1人あたり1枚もありません。

あるいは、貨幣を必要とするほど経済が高度化していなかった可能性もあります。

銅貨(100ペニヒ=1マルク)の発行枚数

1ペニヒ 33,000枚
2ペニヒ 17,000枚
10ペニヒ 24,000枚

銀貨の発行枚数

0.5マルク 16,000枚
1マルク 33,000枚
2マルク 13,000枚
5マルク 19,000枚

金貨の発行枚数

10マルク 2,000枚
20マルク 1,500枚
貨幣発行総枚数 158,500枚

また、通貨発行は1894年~1895年にとどまっています。結局、1899年に、ドイツニューギニア会社は行政権をドイツ政府に返上しました。

ただし、コインを収集する視点から見ると、発行枚数の少なさは魅力の上昇要因でもあります。

今回ご案内していますコインは、5マルクと2マルクです。発行枚数はそれぞれ19,000枚と13,000枚です。発行後に失われた枚数も、相当数に上るでしょう。よって、銀貨としては比較的高価になっています。

全9種類を集めることができれば、コレクションとしてコンプリート!となります。

下のコインは、冒頭でご案内しましたコインと同じ種類ですが、別のコインです。価格が多少異なりますので、傷の具合などを見比べながら、お好みのコインを選ぶことができます。

極楽鳥 5マルク銀貨【極美品】

【コインNo】 7633
【発行枚数】19,000枚
【額面】5マルク
【製造年】1894年
【材質】銀
【直径】38mm
【グレード】EF
【価格】270,000円(税込)

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