アンティークコイン投資で成功する秘訣を株・不動産との違いから考察

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アンティークコイン投資とは何か

アンティークコイン投資イメージ

アンティークコインで投資を考える場合、主に価格の上昇に注目することが多いでしょう。しかし、それでは失敗するかもしれません。

例えば、こんな例です。

コインを買った後、相場価格は上昇しているのに売却したら損した。

図で解説しますと、以下のとおりです。

アンティークコイン投資で損するロジック

業者からあまりに割高に買ってしまったので、その後に相場が上昇しても損している様子を描いています。

そんなことがありうるのか?ですが、あり得ます。

なぜなら、アンティークコインの相場価格を知るのは、簡単でないからです。相場価格を知らなければ、高値で買ってもわかりません。

ということは、

  • 価格はどうやって調べれば良いか
  • 売りたくなったときにどうやって売るか
  • 売りたいときにいつでも売れるか

など、知識がないとどうしようもありません。

では、こんな業者からコインを買わず、アンティークコイン投資で成功するには、どうすれば良いでしょうか。

先に結論を書くならば、アンティークコイン投資で成功する秘訣は、

どのコインを買うかではありません。

いつ売るかでもありません。

「どのアンティークコイン業者から情報をもらうか」です。

アンティークコイン投資を知るには、他の投資対象と比較すると分かりやすいです。そこで、株式投資や不動産投資と比較しながら考察しましょう。

株式投資という場合、デイトレードから年単位で保有する長期トレードまで様々です。そこで、アンティークコイン投資と同様に、年単位で保有して最終的には売って利益を得ることを想定します(不動産も同様)。

投資情報の収集

何に投資するにしても、いきなりお金を準備して買うわけではありません。「情報収集してから買う」でしょう。

そこで、情報収集の方法や難易度などを比較しましょう。

株式投資

株式投資でどのように情報収集するか。それは人によって異なるでしょうが、ほとんどの人は現在値とチャートを見ることでしょう。

そのほかに、会社四季報・新聞・経済情報誌や証券会社のレポートなども参照するでしょう。財務諸表分析をする場合もあるでしょうし、海外事業比率や事業分野も大切な情報です。

情報収集の視点で見ると、株式投資の特徴は以下の通りです。

株式投資の特徴
  • 現在値を調べると、誰でも同じ価格を得られる
  • 情報を得ること自体は、比較的容易
  • 情報を適切に分析するには、一定の能力と経験を要する

不動産投資

不動産投資の場合、株式に比べると情報収集が難しくなります。なぜなら、株式と違って、不動産は物件ごとの個別性が大きくなるためです。

例えば、同じ地区にある不動産だとしても、二つの不動産で価格が大きく異なることがあります。道路にどのように面しているか、築年数・構造・売主の姿勢など、不動産ごとの個別性が極めて多様だからです。

よって、株式のように、明確な相場価格を提示するのが難しくなります。

また、不動産を取り巻く法制度は、複雑です。株式も複雑ですが、株の場合、法制度を考えながら取引する人は少数派ではないでしょうか。

と言いますのは、不動産は相対取引(あいたいとりひき)だからです。私たちは、不動産業者と個別に売買します。株式のように、大勢が見ている中で市場取引をするのとは違います。法律制度の理解度は、損益に直結する可能性があります。

不動産投資の特徴
  • 情報を得るのに、知識と経験が必要
  • 情報分析するのにも、知識と経験が必要
  • 相場価格の把握は、株式ほど容易でない

アンティークコイン投資

アンティークコイン投資は、どちらかと言えば不動産投資に近いです。相場価格を表示するのは簡単ではありません。同様に、アンティークコインに関する情報を得るのも簡単ではありません。

ふんだんな情報を得ようと思えば、英語が必須です。仮に英語が使えるとしても、情報をどのように得るか、その情報をどのように分析するかという知識がないと、先に進めません。

では、英語が使えなければアンティークコイン投資はできないか?と言えば、そうでもありません。

最も確実なのは、「信頼できるアンティークコイン業者から情報を得る」ことです。しかし、どうすれば信頼できる業者と巡り合えるか?という問題があります。

世の中には、顧客が相場価格を知らないのを利用して、相場の何倍もの価格を設定して儲ける業者がいるのは事実です。

とはいえ、こういった問題は、アンティークコインに限ったことではありません。不動産でも何でも同様です。

アンティークコイン投資の特徴
  • 相場価格を把握するのは簡単でない
  • 偽物と本物を判断するのが難しい
  • よって、情報をもらった業者からコインを買うことになる

当サイトでは、誰にでも簡単に使える対策として、以下の基準をご案内しています。

  • 【海外コインを買う場合】:国際団体であるIAPNに加盟している業者で買う
  • 【国内コインを買う場合】:国内団体である日本貨幣商協同組合に加盟している業者で買う

不動産を買う場合、業界団体に加盟していない会社から買いたいと思うでしょうか。それと同様の理由です。

アンティークコインを買う

上の方法を使って、アンティークコイン情報を集めて考えました。その結果、買うと決めたとしましょう。その場合、情報を提供してくれた業者から買うことになります。

これは、不動産と似ています。

株式の場合、ある証券会社で情報収集して、別の証券会社で買っても構いません。しかし、アンティークコインの場合は、それができません。

と言いますのは、そのアンティークコインを売っているのは、情報を提供してくれた業者だけだからです。

例えば、下のコインは、有名な「ウナとライオン」です。

ウナとライオン5ポンド金貨

このコインは、全部で400枚発行されました。その400枚は、全て異なるコインです。と言いますのは、それぞれが異なる保存方法で現在に至るからです。

具体的には、摩耗の程度や傷の位置です。

同じグレードでも価格は異なる

同じグレードのコインが2枚あるとしましょう。しかし、1枚は顔に傷があり、もう一方の顔は傷がなく美しいとしましょう。

この場合、同じグレードであっても異なる価格になるでしょう。顔に傷がない方が高額になるはずです。同じコインであっても、傷一つで大きく変わるのがアンティークコインです。

よって、あるアンティークコインについて情報を得たら、そのコインは、情報を提供してくれた業者で買うことになります。

すなわち、「どの業者から情報を仕入れるか」がとても重要です。相場の何倍もの価格を付けるような業者から情報を仕入れていると、高いお金を払ってコインを買うことになります。

アンティークコインを売って利益確定

さて、コインを買ってから数年以上経過したとしましょう。過去、アンティークコインの相場は上昇し続けました。2008年のリーマンショックの時でさえ、上昇を続けました。

将来の価格は誰にも分かりませんが、この傾向が続いて上昇したとします。この場合、数年以上の時間が経過すれば、価格は上昇していると期待できます。

そこで、売るとしましょう。どうやって売りましょうか。最も自然な方法の一つは、「情報をもらっている業者に買い取ってもらう」です。コインを持っていけば、いつでも買い取ってくれます。

このとき、相場の何倍もの価格で売る業者からコインを買ってしまった場合、損することになります。

コイン価格が上昇したといっても、買うときに相場の何倍もの価格で買っています。売却益を得るのは大変なことです。

売る時になって、「しまった、業者にやられた!」と気づきます。しかし、この段階になって気づいても、もうお金を取り返すことは困難です。

相場は上昇しても損してしまうイメージ

業者選びが最も重要

ここで、冒頭で提示しました問題点を、もう一度確認しましょう。

  • 価格はどうやって調べれば良いか
  • 売りたくなったときにどうやって売るか
  • 売りたいときにいつでも売れるか

価格は、業者から聞くのが分かりやすいです。売りたくなったら、自分がコインを買った業者に買い取ってもらうのが、最も確実です。いつでも売れます。

しかし、アコギな業者だったら、どれだけ頑張っても損してしまうかもしれません。

すなわち、最初が肝心だと分かります。「どのアンティークコイン業者から情報を得るか?」です。

アンティークコイン業者は、将来を見通す水晶玉を持っているわけではありません。このため、どのコインを買えば何年後にいくらになる、と確定的にアドバイスするのは不可能です。

しかし、過去、どのような分野のコインがどのような価格推移をしてきたのか、知っています。また、どの分野のコインに人気が集まりやすいかも知っています。

そして、顧客を大切にする業者は、相場の何倍もの価格で売りつけません。買ってくれた顧客が何年か後になって売るときに、顧客が利益になることを希望しています。そして、顧客は、獲得した利益で気持ちよく次のコインを買うことでしょう。

こうして、アンティークコイン業者と顧客は長い付き合いとなります。お互いに利益と満足を得られる良い関係です。

アンティークコイン投資を考える場合、どのコインを買うかでなく、どの業者で情報を得るかを最初に検討したいです。

業者を選ぶ方法につきまして、別記事「アンティークコインの偽物を避けて安全に買う方法」でご案内しています。偽物を掴まされないためにも、重要な部分です。

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