記念コイン・記念貨幣の価値-買い方や売却方法

グレード/価値【カテゴリ】

記念コインを見つけた

アンティークコインを趣味にしていると、ふと考えることがあります。「もしかして、家に何か記念コイン・記念貨幣が眠っているかも?」です。

そこで、実行しました。記念コインを探すついでに大掃除です。見つけました。モントリオールオリンピック記念貨幣です。

モントリオールオリンピック記念コイン

※個人の自宅から発掘されたもので保護カバーに傷がついていますが、銀貨はきれいなままです。

1976年に開催されたオリンピックです。アンティークコインと呼べませんが、40年以上前です。「もしかして、価値があるかも?」とワクワクします。

このコインは、銀貨の4枚セットです。内訳は、10カナダドル貨幣が2枚と、5カナダドル貨幣が2枚です。額面で30カナダドルの価値があります。

そこで、インターネットで調べました。価値は…どう見ても高価でありません。4枚セットでいい感じだと思ったのですが、残念。発行数があまりに多かったようです。

モントリオールオリンピックの記念貨幣は、硬貨として売買するよりも、銀として売却した方が高値で売れたという時期さえあったようです。

残念ですが、再び、本棚で眠ってもらうことになりました。

記念貨幣の価値

記念貨幣とは、特定の何かを記念して発行されます。すなわち、継続的にずっと発行される通常の貨幣とは異なります。

すると、時間が経過するにつれて価値が上がるのでは?と期待したくなります。しかし、上の例のように、残念という場合は少なくないのかもしれません。

では、新しいと価値が上がらないか?と言えば、そうでもありません。例えば、下のコインです。

【コインNo】 7843
【発行国】オーストラリア
【額面】200ドル
【製造年】2013年
【材質】金
【直径】41mm
【グレード】PF FDC
【価格】445,000円(税込)

このコインを購入する

オーストラリア発行の金貨で、題材はオペラハウスです。金で作られていて、純度は99.99%です。純金と表現できるくらいの高品質です。

ちなみに、上の写真は黒くなっていますが、鏡面仕上げ(プルーフ)の新品に見られる特徴です。写真を撮るときにフラッシュを使いますが、フラッシュの光がほぼ完ぺきに真っすぐ反射されると黒く写ります。

乱反射すると、黒くなりません。

すなわち、プルーフで写真が黒くなっていれば、まさに金ピカのコインだということになります。

この金貨ですが、発行年は2013年です。コインの世界でいえば、「ついこの間」発行されたという感じでしょうか。しかし、価格は50万円弱もします。

重量が62gもあります。金1グラムの価格を5,300円と見積もると、金自体の価格は33万円弱です。新しいコインなのに、プレミアムが結構ついていることになります。

この金貨を題材にして、新しい記念コインでも価値が高くなる理由を考察してみましょう。

価値のある記念コイン

ここで考察する条件がすべてだとは思いませんが、ある程度は当てはまるのでは?という感じがします。

多くの人に知られているか

「オーストラリアと言えば何を連想しますか?」と質問すると、コアラだったりグレートバリアリーフだったり、色々出てくると思います。その中で、オペラハウスを挙げる人もいることでしょう。

オペラハウスを知らなくても、あの特徴的な建物を見て「どこかで見たことがある」という人も多いでしょう。

知名度が高ければ高いほど、そのコインを欲しいという人も増えるでしょう。すなわち、価値が高くなりやすいです。

エリザベス女王の横顔も、同様です。イギリス関連で女王を連想する人は、少なからずいることでしょう(オーストラリアは、イギリス連邦に加盟しています)。

発行枚数

このコインですが、発行枚数が200枚しかありません。発行する側も、「将来に高値になってほしい」というコレクターの希望を反映した枚数を、発行しているのかもしれません。

発行枚数は少なければ少ないほど、価格にとってはプラスに作用します。

ただし、これだけ発行枚数が少ないと、発行時に買うのは難しそうな印象です。確実に買いたいけれど発行枚数は少ない方が良いという、難しい希望を持ちつつコインを探すことになります。

記念コイン・記念貨幣の買い方

では、この記念コイン・記念貨幣ですが、どのように買えば良いでしょうか。

新規発行の場合

日本のコインなら、造幣局で買えます。日本語で全て完了しますし、特に問題はないと思います。

外国のコインの場合は、少々問題かもしれません。日本語でやり取りできないでしょう。そのような場合は、コイン商経由で買う方法があります。

購入の際には、安全度を重視すべきと思います。

どのようなコインを売買する場合も、日本貨幣商協同組合またはIAPN(世界のコイン商の団体)に加盟している業者経由で買うと、未加盟業者で買う場合に比べて、安全度が上がると期待できます。

既発のコインの場合

造幣局での販売が完了しているコインの場合は、造幣局で売ってくれません。そこで、コイン商に照会して、在庫の有無を確認することになります。

これは、アンティークコインの場合と同様になるでしょう。

記念コイン・記念貨幣の売却

手元の記念コインを売却したい場合は、別記事「アンティークコインを安心して売却する方法」が参考になります。

すなわち、業界団体に加盟している複数のコイン商で見積もってもらって、高い方で売却する方法です。

高価なコインでない場合は、複数で見積もりを取る必要はないかもしれません。手間と収入のバランスが悪くなるからです。

なお、自宅から発掘したコインの場合、インターネットオークション等で売るのは止めた方が安全です。と言いますのは、そのコインはレプリカかもしれないからです。

レプリカとは知らずに本物と誤認して売ってしまったら、詐欺師になってしまいます。確実に本物だといえる場合は、インターネットオークション等で売れるかもしれません。

グレード/価値【カテゴリ】

ページトップへ戻る